2016/03/21 00:18


これはもう、ぐるぐるしている時からひじょうにときめいた石鹸。


今回使用した材料は
マカダミアナッツオイルと精製水、苛性ソーダ。これだけです。

せっかく自分でつくるのだから、お店でなかなか買えないような上質なものをと思い
ちょっと高級なオイルを贅沢に2本、使いました。


このように一種類のオイルだけで作った石鹸は、キャスティール石鹸と呼ばれているそうですが
マカダミアナッツオイル100%でつくると、無着色でも綺麗なピンクに色づき
くるくると混ぜている間じゅう、豊かなナッツの香りがひろがります。


このナッツの香りに、さらに甘いバニラの香りのベンゾイン(安息香)精油をプラス。
シンプルレシピなので香りもシンプルに。 お菓子屋さんにいる気分です。


型に入れて乾燥します。
いつもよりちょっと量がすくなめですが
いいものは少しだけ、ということで。


型から出してカットし、4週間熟成させます。
この石けん、型出しするときはクリームチーズのように柔らかく
注意深く扱わないとこわれてしまいそうでした。


熟成期間を経て仕上がった石けん。
ちょうど梅が咲くころでしたので梅の花を散らし女子が喜びそうな春色ピンクです。


この石けんのデリケートなピンクは時間の経過とともに薄れていくそうで
春の花の儚さにも似ています。

マカダミアナッツオイルはバルミトオレイン酸を多く含み
このオイルを使用して作られた石けんはクリーミーな泡だちが特徴です。


最後までお読みいただきありがとうございました。