2016/07/13 09:21




今回は紅花、藍とともに日本三大色素といわれる紫根(シコン)を使って
オリエンタルな香りの石鹸をつくります。



紫根は東アジア温帯の各地に自生する多年草。
そのなかでも特に色が濃いといわれる野生種の根を使用しました
ジャスミンの花とともにオイルの中で色と香りを抽出します。


紫根とジャスミンを抽出した色鮮やかなオイル

そして、使用する水分の全量にジャスミンフラワーのお茶

まあ今回も器選びのセンスがないですが
このグレープジュースのようなオイルと花茶を合わせてぐるぐるしていきます。

苛性ソーダを使うと紫根の色が変化しました

はっとするほど鮮やかなブルーに魅入ってしまいます

作業をはじめてから苛性ソーダの量が足りないと気づき
やむを得ず材料を減らして作らなければなりませんでした


型入れし乾燥。 ひまし油をいれたせいか固まりが早いです

カットし熟成
こうしている間にも色は変化しつづけますが
天然色素のため時間の経過とともに色が薄れていくのでしょう

紫根の移ろいやすい色に魅了されながらの楽しい作業でした。
オリエンタルリゾートをイメージした香りには 

サンタルウッド(白檀)ジャスミン(茉莉花)マグノリア(木蓮)
花の香りのフレグランスオイル
さらにローズマリー、レモン精油をブレンドして
ウッディーでありながらフローラルの香りもしっかりと
華やかで軽やかな香りをお楽しみください。

最後までお読みいただきありがとうございました。