2016/07/15 01:22
香りの王道といわれるローズ
いつかはバラをふんだんに使った石鹸を作りたいと思いながらも
納得のいく香りがみつからず、作れずにいました。
今回も完全とはいえませんが
バラの恵みがたっぷり詰まった、香り高い石鹸ができました。
朝摘みのバラで作ったローズウォーターと
あらかじめ作っておいたローズ酒を合わせ、魔女鍋でぐつぐつ。
(写真右がローズウォーター 左はウォッカベースのローズ酒)
こうしてできたローズエキスを水分の全量に使い
ドライローズを浸したオイルをベースに使います
いつものように、ぐるぐるします。
水分にもオイルにもたっぷりのバラを使ったせいか
ぐるぐる中も、うっとりするようなバラの香りがひろがります
自分使いなら、このままでも十分な気がしますが
さらにしっかりバラが香るよう
ダマスクローズ(アブソリュート)精油と、ホワイトローズのフレグランスオイルを加えます。
バラの精油はたいへん貴重で高価ですが、ダマスクローズ特有の甘く華やかな香りが
石鹸をとても上質なものにしてくれます。
ローズクレイと鉱物系色素を使い
トップにマーブルを描き
切り分けて乾燥、熟成
バラの花が開くさまをイメージしましたが、マーブルはまだ不慣れです。
花屋さんで、撮影に使うのでバラの花びらを分けて下さいと伝えると
香りの良い白バラを3輪、分けてくださいました。
花びらにしてしまうのがもったいないほど綺麗なので
そのまま使うことに
花からも石鹸からも甘い香りが立ちのぼり、幸せなひとときです。