2019/08/19 23:55

いい塩梅という言葉を英訳すると
Good salt plum
と出てきました。
おもしろいのでこのまま採用したいと思います。


今年は初めて梅干作りに挑戦。
梅干しづくりの材料を石鹸にも応用したら
どうなんだろう~
欲望がむくむく。




オイルには赤紫蘇の塩漬けと紫根をインフューズド
水分には梅から出た梅酢を100%使いました。


いい塩梅の塩梅(あんばい)の語源は、塩と梅酢。
現在のように食酢がまだなかった時代、
塩と梅を漬けて作られる梅酢を用いて
料理の味付けをしていたそうです。
この塩と梅酢の配合が絶妙なバランスのとき
「料理の味加減がよい」という意味で
「塩梅がいい」と表現するようになったのが
語源だそうです。


天然の木の根から採れる紫根色素
はじめはこんな黒っぽい色をしています。

ここでナゼか?入浴剤を投入します。

石鹸を仕込むのは平日の夜が多く
疲労で判断能力が欠けていたのか
とっさに、先輩ソーパーさんがバ〇ク〇ンを入れた
石鹸を作られていたのを思い出し

なぜこのタイミングでそれを思い出したのか
今となってはわかりませんが




ナゼあえて
小笠原のパッションフルーツの香りなのか。



しかも勢い余って、こんなに投入してしまうとは。
何を考えているんだか、もう自分でもわかりません。


どっさり、こん。


ぐるぐるしていると
色が明るく変化してきたようです。


何となく赤紫蘇をイメージした模様?
紫根は色変わりがおもしろい素材で
型入れ後一晩経つと
綺麗なブルーに変わっていました。


カットし、乾燥、熟成。

塩分を多く含んでいるので
カットの際に角がもろもろと崩れましたが

塩を含んだ石鹸は、硬く溶け崩れにくいのが特徴です。

塩と梅と赤紫蘇
それと小笠原パッションフルーツの
コラボレーションが意外にも合い
夏向けのいい塩梅の石鹸に仕上がりました。

明日20日 夜9時より 当ショップで発売します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。