2020/04/26 14:02


スギナの英名はfield horsetail(馬のしっぽ)は
スギナが馬のしっぽに似ていたことに由来します。
スギナの最大の特徴はケイ素(シリカ・ケイ酸)を最も多く含むこと。
ご興味のある方はこちらのリンクをご覧ください。

(1、スギナのチンキ エタノール抽出)

今回はスギナのチンキを使って
LLiオイル抽出法に挑戦しました。


(2、スギナのチンキ+オイル)

LLiオイルは、植物の油に溶けやすい成分を液体同士の性質を利用して
植物油に移行させ、インフュージョンオイルを作る製法だそうで
熱を使わずに植物の有効成分を効果的に抽出
するものだそうです。


(3、よく振り混ぜます)

液体同士の性質とは、ドレッシングの上に浮いたオイルにも、
ドレッシング同様の風味がついているという理論でしょうか。

お味噌汁の上澄みにも、味噌汁同様の風味が・・・
もう、食べものばかり。


(4、水を加えて振り混ぜます。精製水が手に入らなかったので
エビアン水で代用しました)


(5、時間が経ち2層に分かれてきました。
上がオイル、下がアルコールを含んだ水)


(6、上のグリーンのオイルだけを取り出します)


(7、少し時間が早かったのでしょうか、さらに置くと
さらに二層に分かれました。オーラソーマボトルのようです。)


(8、再び上に浮いたオイルを取出し、LLiオイルが完成。)


(8、このオイルをベースに石鹸を仕込みました。
無香料、無着色、スギナそのもののデリケートなグリーンを生かします)


(2、型入れから2日後に型出し。綺麗な翡翠色です、。
ここから5週間の乾燥と熟成期間を経てようやく石鹸になります。)


ほのかに、ほのかに、グリーンが残っています。
香りは甘酒のような甘みのある香りと、
爽やかな草原の香りを合わせたような
心地よい香りです。



本日もお読みいただきありがとうございました。