2021/02/13 11:47


こちらも2月15日(月曜日)21時発売の石鹸です。

今回、アロエ3部作としまして
使用したオイル、香り、使用する部位を変え
3種類のアロエ石鹸を製作しました。



熟成期間を終えたものからお届けしていきますが、
初めにお届けするのは、無着色・無香料・無加水、
アロエの葉の水分と4種のオイルとNaOHのみ、
シンプルな材料で作った、ピュアアロエの石鹸です。

アロエというと緑のイメージがありますが
実はピンクになる色素が含まれています。

こちらは挿し木にしたアロエの写真。
葉先がピンクに染まっているのが分かりますか?




今回使用した材料は、小田原の海沿いで
潮風と太陽をたっぷり浴びて育った元気なアロエ。



ひとつひとつの葉が大ぶりで
中には保水力たっぷりのジェルが入っています。



ピンクの石鹸にするためには
葉の緑の部分を使うことがポイントで、
緑の部分にピンクになる色素が含まれるそうです。



よく洗ったアロエの葉を刻み
ミキサーにかけます。



緑のアロエジュースができました。
ジュースを漉して、繊維を取り除きます。

(※濾過にはガーゼが適しています。
コーヒーフィルター、キッチンペーパーは
目詰まりを起こして漉せませんでした。)



綺麗な緑の液体ができました。



しかしここから先の作業があります。
アロエはさまざまな有効成分を含んだ植物ですが、
人によっては、アレルギーを起こす成分も
含まれています。



緑のアロエジュースを火にかけ
沸騰させると



ふつふつと、アクのようなものが浮いてきます。
このアクのようなものに、
アレルギー成分が含まれているそうです。




しっかりと取り除き、



今度はコーヒーフィルターで濾過します。
綺麗な緑はなくなってしまいましたが



この液にNaOHを加えると
オレンジピンクに変身



アロエのピンクを引き出すポイントは

1、アロエの葉の緑も使うことと
2、マカダミアナッツオイルを使うこと

だそうで、マカダミアナッツオイルベースの
オイルレシピで製作しました。




いかがでしょう?

アロエ由来のピンク色が可愛らしく
石鹸として泡立ちも、上質なバターのようにクリーミー。




手間を惜しまずに作った
handmadeならではの使い心地をお楽しみください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。