2021/04/24 23:21


今日は石鹸以外の話題です。

春の野草でbouquetを作ることが
ささやかな楽しみだったりします。


(使用した花:イモカタバミ・ヒメフウロ・ヒメワスレナグサ・ワスレナグサ・
 ハルジオン・トキワツユクサ・紫の宿根草)

こちらのbouquetには
勿忘草やアリッサム、
園芸店に並ぶお花もありますが

中心となるのは
庭に咲く野草です。
花期が短く、園芸店には並ばない花です。



咲き進んでしまったけれど
2~3㎜ほどの小さな花をつける
ヒメワスレナグサ(胡瓜草)


小さな虫たちの遊び場になるハルジオン



日本中がつつじのマジェンダ色に染まる頃
示し合わせたわけでもないのに
野草にも、同じような色の花が目立ちます。



今回の最も気に入っているのが
ヒメフウロの花。

ヒメフウロは全草が薬草で
スキンケアにも用いられるそうです。



こちらもお気にり。
園芸種のホタルカズラです。



庭の隅でちょこんと咲くので、沢山は使えませんが
黄色いヘビイチゴの花や勿忘草、白いオドリコソウと合わせて
小さなbouquetを作りました。


こちらは昨年か一昨年のものでしょうか

年によって開花時期が異なるので
花の組み合わせが違ってきます。

最近、すてきな絵本作家の方が
急逝されたとききました。
絵本の内容そのままの
優しい笑顔の方でした。

その方が天に還っても、
作品は残っていて
10年後もそのあとも、
たくさんの人に読み継がれ
読む人の心を温めることでしょう。

ふと、わたしが天に還ったときに
こちらの世界に何を残せるのだろう
そんなことを考えました。

石鹸は泡となって消えてしまうし
愛らしい野の花は土となってしまうし

それでも夢の中の景色みたいに
形に残らなくても
記憶に残るものはあるのでしょう。

ほんのひとときの夢の欠片
春の野草のように
ふんわりした何かを
残せたらと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。