2021/11/18 00:13


塗香(ずこう)とは、
仏像や修行者の身体に香を塗って、
けがれを除くもので
香木や生薬などの天然の植物から
作られるお香です。



自宅から近いこともあり
鎌倉にはよく行くのですが
鎌倉の寺院ではお寺によって調合を変えた
「塗香」を拝受することができます。



幾つかの塗香を嗅ぎ比べ
どうやら私は、白檀を沢山配合した
ザ・オリエンタルな香りが
あまり好きではないらしく

丁子(クローブ)や桂皮(シナモン)など
甘く柔らかみのある香りに
惹かれるようです。



夏には蓮が、秋には紅葉が美しいお寺です。
(名前は出しませんが、察していただければ)



鎌倉の魅力は、寺院だけだけではありません。



鎌倉の山の豊かな緑と
そこに息づく生命。



鎌倉石とよばれる、
泥岩や砂岩、凝灰岩などで構成された
なだらかな岩肌。



そして、祈りのこころ。




丁子茶で仕込んだ石鹸素地に
塗香を溶かし入れ、マーブル模様を描き
石鹸のトップに粉末にした丁子を加えました。



塗香の原料は漢方薬、全てに芳香性がありますから
塗香を身に付けることによって
心身を爽やかで健やかな状態に保てるそうです。

洗い上がりもつるつるで、
とっても気持ちがいいですよ。


こちらの石鹸も
11月18日(木)21時より
発売開始します。

最後までお読みいただきありがとうございました。