2022/01/16 18:51



何年もかけて取り組んできた素材があります。
この柘榴もそのうちのひとつ。
夫の実家で採れたものです。

これまで素材や製法を変えて
2つのざくろ石鹸を製作しましたが
泡立ちや香り、納得できるものができず
三度目の正直で、ようやく
イメージしたものに近いものに
仕上ったのではないでしょうか。



それではメイキングのご紹介です。

ざくろはよく洗い、
中の果実(種子)を取り出します。



ざくろは果実からも果皮からも
爽やかで甘酸っぱい香りがするのですが
ざくろの精油、というものがありません。

今のところは、自分で香りを抽出するしか
なさそうです。



ウォッカをざくろの実で柘榴酒を作り
丁寧に液を漉しとります。

充分に漉したらフィルターを絞って
種子に含まれた水分も取り出します。

甘酸っぱい香りが部屋中を満たし
しあわせなひと時です。



ざくろのフルーティーな香りと、
可愛らしいピンクを生かしたいので、
オイルにはマンデイムーン様の
果実と葉の香りを併せ持つプチグレン精油、
天然のピンクのクレイを採用します。



アイボリーカラーの石鹸素地に
ほんのり柘榴とクランベリーの香り
これが本当においしそうなのです。



型出し、カット、乾燥をして5週間。
石鹸のなかの赤い粒は、クランベリー果実です。



フルーツを使った石鹸は、柔らかめの質感ですが、
おいしそうで可愛い石鹸に仕上がりました。

こちらの石鹸は1月20日(木)
21時に発売を予定しています。

手づくりで大量生産ができないため
お品物のほとんどは発売日から2、3日の間に完売してしまいます。
お客様にはご不便をおかけしますが、ご了承ください。

また天然のグリセリンをたっぷり含んだ
手づくり石鹸は、空気中の水分を引きつけやすく、
溶けやすいです。
ご使用後は風通しの良い場所に移動していただけると
長持ちします。

最後までお読みいただきありがとうございました。