2023/01/23 00:32
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はじめにお読みください。
今回はぽんかんと神奈川県産の温州みかんを使った
石鹸のレシピをご紹介します。
こちらの石鹸は2月中旬~下旬に当ショップで発売予定です。
基本的な石鹸のつくり方はカフェ・ド・サボン様の
をご覧ください。
〈材料〉
A、ぽんかん 3個
温州みかん 2個
B、ひまわり油果皮浸出油 448g
ひまわり油(果皮ペースト用)10g
※ひまわり油は浸出油にするため500g以上用意してください
パーム油 64g
ココナツ油 112g
C、Aのぽんかん・みかん果汁 250g
苛性ソーダ 83g
D、オレンジスイート精油 50滴(お好みで)
ブラッドレンジ精油 100滴(お好みで)
E、濾過用のコーヒーフィルター、ガーゼまたは不織布の袋
おろし金、温度計2本
〈作り方〉
(1)Aの柑橘類はその時用意できるものを使ってください。
ぽんかん3個は1個を残して皮と実を分け、皮を天日干しにします。
みかん2個は皮と実を分け、皮を天日干しします。
(2)乾燥した皮を刻み500gのひまわり油を入れた瓶に入れ
毎日振り混ぜながら1週間、色と香りをオイルに移します。
(3)オレンジの皮は、水分が多いとオイルの中で
発酵することがあります。天日干しで水分を抜くことで
発酵を抑えることができます。
今回、フレッシュな香りを生かしたいので
非加熱で浸出油を作りますが、
どうしても短時間で浸出したい場合、
瓶ごと湯せんにし、沸騰→冷ますを3回繰り返してください。
(4)一週間後、コーヒーフィルターを使いオイルをろ過します。
448gを石鹸に使うので、足りない場合はひまわり油を足してください。
(5)実をジュースにします。
ジューサーミキサー、ブレンダー、果汁絞り器、いずれの
方法でも構いません。果肉を入れないようにガーゼや
不織布袋で漉しとります。
ジュースは冷凍し、作る前に解凍します。
〈石鹸づくり開始〉
(6)Bのパーム油、ココナツ油は容器ごと湯煎します。
(7)ひまわり油10gにぽんかん1個分の皮をすりおろし
よく混ぜ、果皮ペーストを作ります。
(8)石鹸の要、果汁と浸出油。
今回のミッションは、水を1滴も使わず
果汁のみで石鹸を練り上げることなので
果実を多めに用意しました。
(9)ボウルに(4)の浸出油448g(6)のパーム油64g、
ココナツ油112gを合わせ、ボウルごと湯煎
38度~43度になるまで加熱します。
(10)Cの苛性ソーダ83gに(5)の果汁250gを
少量ずつ注ぎ混合液を作ります(一度に全部入れると危険です)
高温になるので注意、よく混ぜ合わせたら
水を入れた容器の中に混合液を容器ごと入れ
38度~43度になるまで冷やします。
(11)オイルと苛性ソーダの混合液の温度が同じくらいに
なったら、オイルに混合液を注いで攪拌します。
部屋中にたちこめる、ぽんかんとみかんの香り♪
(12)30分ほどしっかり攪拌したら、
(7)の果皮ペーストを加え、混ぜ合わせます。
こうすることで熟成中に果皮が香りをひろげてくれるのです。
(13)Dのオレンジスイート精油、ブラッドオレンジ精油を加え
トレースが出るまで攪拌を続けます。
(14)型に入れて、4、5日経ったら型から出して
カットします。果実の石鹸は時間をおいてから
型出ししたほうが失敗が少ないようです。
(15)カットしてから5週間、熟成、乾燥をさせたら
石鹸の完成です。浸出油を作る時間と合わせると
ひとつの石鹸ができるまで6~7週間、
どんないい石鹸に仕上がってくれるでしょうか
今から楽しみです♪
なお、次回発売の石鹸は1点のみになります。
1月30日(月曜日)21時
発売予定のお品は以下の通りです。
♡オリジナル石鹸New York
♡グリセリン&花柚子ウォーター
♡グリセリン&ダマスクバラウォーター
♡ローマンカモミールのバーム
長くなりましたが、
最後までお読みいただきありがとうございます。