2023/03/19 23:41

前回お届けさせていただいた
皆様にはお伝えしましたが、
手作り石けんの店マザーツリーは
2023年3月末日をもちまして
ショップを卒業いたします。


ご愛用くださった皆様には
大変ご不便をおかけします。

ご愛用者様の皆様から
温かいメッセージを頂戴し
涙目になることもしばしば、
なかにはご自身でmothertreeのアイテムを
制作してみたいと言ってくださる方もおられ
可能な限り記事の中でレシピを紹介して
行きたいと思います。


今回ご紹介するのはファンの方も多い
オーガニックバームのレシピです。


耐熱容器と湯煎ができる材料があれば
混ぜて溶かすだけの簡単なアイテムですが
素材選びに、こだわりがあります。

特にベースになる植物バターにおいては
ショップによってテクスチャーが異なるため
この素材はここ。というのは外せません。




まずは
【基本のバームのレシピ】をご紹介します。
30g容器2個分


ムルムルバターを使わない
一つのショップで材料を揃えたい人のための
【シンプルレシピ】
30g容器2個分



(1)耐熱容器に材料を計り入れて湯煎します
(2)はじめにバターが溶け、
 次にミツロウが溶けていきます。
(3)スプーンやマドラーなどを使い
 ミツロウの粒がしっかり溶けるまで
 よく混ぜ合わせます。

(4)すべての材料が溶けてから4分
 湯煎したままにし、その後香りづけします。

(5)お好みの精油やフローラルワックスを加えます。

精油もワックスも香りを見ながら
少量から試してください。

精油の種類にもよりますが30gで精油2,3滴、
フローラルワックスも種類によりますが
小匙5分の1位から好みで量を増やしてください。

フローラルワックスは
溶剤抽出法で抽出するアブソリュート精油の
副産物としてとれる天然のワックスで
オレンジフラワー様のものがお気に入りです。

精油の成分を含んだフローラルワックスは
精油よりも穏やかな香りで、
精油由来の効能も期待できます。

前回お届けした
前々回お届けのミモザワックスのバームも
オレンジフラワー様のフローラルワックスを
使用しています。



(6)すべての材料を混ぜ合わせたら
 クリーム容器に入れ、冷蔵庫で一晩
 冷やし固めます。

バーム用のメタル容器は
この位のサイズが良いと思います。

ご自身の好きな香りで、いろいろ試してくださいね。


余談ですが
カモミールの香りアイテムを作るときに
思い浮かべるのが、こちらの曲
『カミツレベルベット』




『カミツレベルベット』の歌詞には


憂いの文字に 
寄り沿えば 
優しさになる


愛し合いたい
カナシミとも痛みとも


笑顔は少し遠くても
消えたわけじゃないだろ


と描かれており、
小さく可愛く咲いているカミツレの花のように、
それでいてベルベットのようにしなやかで気高く
優しく包み込めるような心こそが、
本当の意味での強さだという本質を歌い上げています。

カミツレとはカモミールの花のこと。
3月27日or28日発売予定の次回お届け品のなかにも
カモミールのグリセリンウォーターをご用意しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。