2021/04/04 23:47

すっかり更新が遅れてしまいました。
梅の記事を書こうと思いながら
気付けばもう、桜が満開。



梅はバラ科の植物で
梅、桃、桜、すべてバラ科の植物だそうです。


(自宅の梅です)



梅の花の良い香りを漂わせるさまを
馥郁(ふくいく)たる梅の香り
と表現するそうです。





梅の花はバラ科の植物ですが
梅の花の香りの成分は酢酸ベンジル(ベンジルアセテート)
という甘い香りの化合物。

酢酸ベンジルはジャスミンやクチナシ、
イランイラン等の香り成分で、
精神を高揚させ多幸感をもたらす効能が期待できると
言われています。




花の季節はいっときですが
こんな風にウォッカに浸し、ティンクチャーとして
花の記憶を留めておくことはできます。


そして梅の実(青梅)には毒がありますが
じつは梅の花に毒はありません。
微シ酸ク渋シ、毒ナシ (過去記事です)

日本では、白梅の花のお茶 雪月梅花茶
海外では、白梅花茶形态特征 こちらも白梅ですが
お茶として飲用されています。




梅の花は蕾~咲き始めが一番香りが強く
今回、咲き始めの花を集めて
冷凍保存に挑戦しました。




冷凍保存した花です
袋を開けると、ふわりと香りがひろがります。




溶かしたシアバターを用意して


冷凍した梅の花、紫根色素と合わせます。
シアバターを使うと、生のお花の色を損なうことなく
色と香りを移すことができます。







溶かしたシアバターが冷え固まると
こんな風になります。
冷え固まる過程で、花の香りが移っていきます。



固まったバターを再度湯煎して
目の細かい茶こしで漉しとると
フレッシュな花の香りのクリームができます。

この方法で、バラや桜など
バラ科のお花のクリームを手軽に作ることができますが

通常のシアバターと比べると
やや酸化が早くなりますので、
仕上がりから1か月~2か月以内に
お使いになることをお勧めします。



こちらの梅の花を使った梅の花の香りの魔女汁
次回発売日の 4月6日(火曜日) 21時に
お届けできそうです。

今回は防腐剤としてごく少量の
ヘキサンジオールを加えてお届けします。

最後までお読みいただきありがとうございました。